父親ジョー・ブライアントは、76ers、クリッパーズ、ロケッツで活躍した元NBA選手。幼少期をイタリアで過ごし、アメリカのロウアー・メリオン高校に進学。
その後、大学に進学せずに、96年のドラフトでホーネッツに指名されて入団するも、すぐに
ヴラディ・ディバッツ
とのトレードによりレイカーズへ移籍。
入団当初は自己中心的なプレイやデル・ハリスHCとの軋轢で評価は思うように上がらなかったが、
フィル・ジャクソン
ヘッドコーチと出会い、年を追うごとにその実力を発揮していく。
98年のオールスターゲームでは、ファン投票で選出され史上最年少でスターターに名を連ねた。
2000〜02年、名将フィル・ジャクソン
ヘッドコーチの下、
シャキール・オニール
らと共にブルズ以来の3peat(3連覇)を達成。
01-02年シーズン、「All-NBA 1st Team」。
02-03年シーズンには、03年1月7日に12本の3ptシュートを成功させてリーグ新記録を樹立
(9連続も新記録)したり、
9試合連続40得点以上を挙げてMJに並ぶなどして得点ランク2位、
「All-NBA」&「All-Defensive」の両方で1st Teamに選出され、
MVP投票では、スパーズの
ティム・ダンカン
、ウルブスの
ケビン・ガーネット
に次いで3位にランクインした。
チームも序盤の不調を取り戻してプレイオフへ進出したが、カンファレンス準決勝でスパーズに敗れて4連覇を逃した。
だが自身は、史上最年少の24歳193日で通算1万得点に到達した。
04年7月、FAとなったため移籍が噂されたが、チームと7年、1億364万jで再契約を交わした。
ダンクやクイックネスなど
マイケル・ジョーダン
を彷彿させるプレイは「NEXT JORDAN」
の筆頭候補と呼ばれた。
”KOBE”という名は、両親がメニューで見つけた「神戸牛」に由来している。
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