1901年のア・リーグ創立に加わって以来、オハイオ州クリーブランドに本拠を置いて1世紀以上もの歴史を誇る。
15年に地元新聞社がチーム名を募集し、メジャー初のインディアン選手ルイス・フランシス・ソカレキスを讃えてインディアンスと改名。
20年には打率.388をマークしたトリス・スピーカー監督兼外野手、30勝を挙げたジム・バグビーという投打の両輪を軸にワールドシリーズ初優勝を果たす。
48年にはルー・ブードロー遊撃手、ラリー・ドビー外野手らの活躍で2度目の頂点に輝いた。
54年のリーグ優勝を最後に40年以上ポストシーズンから遠ざかり、そのあまりの弱体ぶりは89年に映画「メジャーリーグ」で取り上げられた。
しかし90年代にはマイク・ハーグローブ監督の下でケニー・ロフトン外野手、マニー・ラミレス外野手、ジム・トーミ一塁手らが台頭して95、97年にリーグ優勝。プレイオフにも95年からの7年間で6度進出したが、いずれも栄光には手が届かず。そのため、2000年以降は積極的に若手への切り替えを敢行。その甲斐あってビクトル・マルチネス捕手、指名打者トラビス・ハフナー、グレディ・サイズモア中堅手など多くの有望株が台頭し、05年には地区2位と復活の兆しを見せた。
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