Randy Winn
[Dwight Randolph Winn]
San Francisco Giants
(OF/右投両打/背番号:2)

1974年6月9日生
米カリフォルニア州ロサンゼルス出身

95年、ドラフト3巡目で指名されてサンタ・クララ大学から マーリンズに入団。 97年11月、球団拡張で創設された デビルレイズにエクスパンション・ドラフトで指名されて移籍し、98年5月11日にメジャーデビュー。この年は、メジャーの新人の中でトップの26盗塁をマークしたが、その後の2シーズンはメジャーでの出場試合を減らした。 01年は128試合まで出場機会を増やしてリードオフマンに定着すると、02年はキャリアハイの打率.298、39二塁打、9三塁打、14本塁打、75打点、27盗塁、181安打をマークするなど才能が開花し、チームから唯一のオールスター出場を果たした。


しかしオフの10月、ルー・ピネラ監督との異例のトレードで マリナーズへ移籍。 イチローに続く2番打者という難しい役割だったが、03年は打率.295や自己最多の103得点をマークし、続く04年は主にセンターを守りながらキャリアハイを更新する14本塁打、81打点と合格点とも言える数字を残したが、チームは地区最下位に沈むなど結果に結び付かなかった。


数字的には合格点と言ってもいい成績を残していたが、イチローが無駄死にするケースが多かったために失格の烙印を押され、05年7月31日に2選手との交換で ジャイアンツに放出された。しかし、新天地ではサイクルヒットや、チームの月間最多安打記録を更新する51安打を放ってリーグ月間MVPを受賞し、結果的に2チーム合計で、スイッチヒッターとして史上3人目( ホセ・ビドロ ランス・バークマン)の打率3割(.306)、185安打(189)、45二塁打(47)、20本塁打(20)をクリアーするなど新しいユニホームを着て飛躍した。 オフに年俸500万jで再契約して迎えた06年は、3月にWBCへ米国代表として出場し、日本戦で起きた「疑惑の判定」の際、左翼手として本塁送球をして物議を呼んだ。 3年総額2325万jの複数年契約を勝ち取って迎えた07年は、キャリアハイの42二塁打、14本塁打をマーク。


弱肩ながら外野ならどこでも守れる俊足巧打のスイッチヒッター。

(C) Champions
07.12.18* Update

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