Carlos Zambrano
［Carlos Alberto Zambrano］
Chicago Cubs
（SP／右投両打／背番号:38）
1981年6月1日生
ベネズエラ・プエルトカベーヨ出身

97年、ドラフト外でカブスと契約。 2000年、2Aの開幕メンバーの中で最年少プレイヤーながら、サザンリーグで防御率トップになり、「オール・プロスペクト」と「オール10代」のメンバーに選出。 01年、3Aのオール・プロスペクトに選ばれ、8月20日に念願のメジャーデビュー。翌02年は先発と中継ぎを兼任しながら16度の先発を含む32試合に登板して4勝、防御率3.66をマーク。 新星マーク・プライアーと剛腕ケリー・ウッドが注目を集める中、チーム史上2番目の若さで開幕ローテーションに名を連ねた03年は13勝、リーグ8位の214イニング、同7位の防御率3.11を残し、チームの14年振りとなる地区優勝に貢献。ポストシーズン地区シリーズでは1度先発しただけで勝敗は付かず、チームは敗退。 04年は、リーグ5位タイの16勝（8敗）、同4位の防御率2.75、同8位の188奪三振と、主要3部門でベスト10入りし、チーム史上最年少となる23年43日で真夏の祭典に初選出されるなど、オフのサイ・ヤング賞投票では5位にランクインした。 05年もチームのエースとして14勝、リーグ10位の防御率3.26、初の200奪三振となる同6位の202奪三振をマーク。 06年、3月のWBCにベネズエラ代表として出場。 シーズンではリーグ最多タイの16勝を挙げ、奪三振は同4位の210個という好成績の一方、リーグワーストの115四球を記録するなど安定感に欠けたためサイ・ヤング賞投票に落選。 しかし、チームの投手記録となる6ホーマーを放って初のシルバースラッガー賞を受賞するなどバッティングでも獅子奮迅の活躍を見せ、07年2月には年俸調停を回避して単年では球団歴代投手史上最高額となる1240万jで契約延長。


感情的な性格が災いし、しばしば投球が乱れることもあるが、1球1球スピードを大胆に変えるため、打者は軌道だけでなくタイミングを合わせることにも気を取られ、的を絞れないまま空振りやファウルでカウントを悪くしてしまうことが多い。 また、一級品のスライダーやスプリッターがありながら教科書通りの攻めをせず、右打者のインハイに150`を超える重い速球を投げ込んで派手に三振を奪い、高速シンカーで内野ゴロも取れる“Big Z”。
(C) Champions
07.06.19 Update

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