Richie Sexson
[Richmond Lockwood Sexson]
Seattle Mariners
(1B/右投右打/背番号:??)

1974年12月29日生
米オレゴン州ポートランド出身


高校時代はフットボール、バスケットボール、野球の3種目でいずれも州のオールスターチームの一員に選ばれる才能を見せた。

その活躍もあって93年に、 インディアンス からドラフト24巡目の指名を受けて入団。 95年、1Aで131試合の出場で打率.306(リーグ2位)、22本塁打、85打点をマーク。 97年は3Aで115試合に出場して31本塁打、85打点を挙げて本塁打王を獲得。 同年9月にメジャー昇格を果たすが、同じ一塁にはリーグを代表する強打者の ジム・トーミ 一塁手に加え、若き ショーン・ケイシー 内野手までいたため、あまり出場機会に恵まれなかった。 メジャーに定着できた99年には、一塁、レフト、指名打者の3つをこなし、計134試合に出場。 打率.255ながら31本塁打、116打点を挙げ、一躍チームを代表する打者に成長して地区優勝に貢献した。


2000年、トレード期限最終月の7月に、4対3の交換トレードで ブリュワーズ へ移籍。 一塁手の定位置を掴み、新本拠地ミラー・パークが開場した01年には長い腕を生かして、 外角へ流れる変化球を逃さずライト方向に打ち返す技術を披露した。 その結果、79年に ゴーマン・トーマス がマークした球団記録に並ぶ45本塁打、 打点でも球団史上2位の125打点をマークした。 だが、過去4シーズンで計135本塁打を放つ反面、597試合に出場して590三振を喫している のを改善して確実性を伸ばさなければ、球史に名を刻むまでの選手にはなれないだろう。 それでも03年には、全162試合に出場して自己最多に並ぶ45本塁打(リーグ2位タイ/ ジム・トーミ =47本)、自己2番目の124打点(リーグ4位タイ)を挙げた。

03年オフ、年俸削減を図るチーム方針もあって、来季の年俸860万jが重荷となり、6選手( ジュニア・スパイビー 二塁手、 ライル・オーバーベイ 一塁手、クレイグ・カウンセル 内野手など)との交換トレードで ダイヤモンドバックス へ栄転した。優勝を狙えるチームで初のタイトル獲得も狙う。
移籍1年目の04年、 ルイス・ゴンザレスと共に主砲を、そして3シーズン振りの世界一の期待を受けて臨んだシーズンだったが、度重なる怪我に見舞われ、結局は期待に応えられず自慢の本塁打は9本に終わった。


04年オフ、極度の長打力不足に嘆いていた マリナーズと4年総額5000万jの大型契約を結んで移籍。


典型的なローボールヒッターで、穴も多く、三振も多い。打率は2割そこそこのため、「身長より打率が低い」と揶揄されることもしばしば。


◎Rookie Cards - 1995年
Bowman's Best $8〜20/Topps Traded $2〜5
by Beckett 03.10

(C) Champions

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