91年、ドラフト10巡目で指名されて
ロイヤルズ入団。
入団時は捕手で、攻守ともに粗削りな面が目立つ選手であった。
95年9月に、ようやくメジャー昇格を果たし、僅か4試合だけマスクを被っている。
その後はエレベーター選手の生活が続くが、98年にエンゼルス傘下との
ツープラトン起用で、92試合に出場。
だが、チームにとっては「第3捕手」でしかなく、メジャー昇格は厳しいと思われえていた。
しかし、道は突如として開かれた。
99年5月、チームの主砲
ジェフ・キングが引退。その代わりとして抜擢され、千載一遇のチャンスを手に入れた。
初めてシーズンを通して出場したこの年、ア・リーグ記録に並ぶ13試合連続打点を記録するなど初めて打率3割(.322)、20本塁打(22本)、100打点(102打点)、100得点(101得点)をクリアして一気にチームの主軸に登りつめた。
翌2000年は、球団新の打点144を稼ぎ、打点王に輝いた
エドガー・マルチネス
と1点差の2位、安打数はリーグ3位の206本の成績を残し、初のオールスターに出場。
01年、日本から鳴り物入りで参戦した
イチローと、02年は首位打者に輝いたレッドソックスの
マニー・ラミレス
外野手らと激しい首位打者争いを演じ、アベレージヒッターであることを証明した。
そんな自身の活躍もあって、「優勝を狙えるチーム」の条件を満たし、03年から5年総額5500万jで契約延長。
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