［Johan Alexander Santana］
New York Mets
（SP／左投左打／背番号:57）
1979年3月13日生
ベネズエラ・メリダ州出身
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父ヘススが地元でセミプロとして野球をしていたことで、兄フランクリンと共に野球を始め、11歳の頃からリトルリーグに参加し、父の右利き用グラブを使って遊撃手としてプレイしていたが、コーチに左利きであることを見抜かれ、外野手へ転向。
15歳の頃には地元以外の地域にも名前が知れ渡り、これをアストロズのスカウトも嗅ぎ付け、95年7月に外野手としてアストロズと契約。その後、その強肩を生かすため投手へ転向。
99年12月、ルール5ドラフトでマーリンズに指名され、即日トレードでツインズへ移籍。 2000年4月3日に念願のメジャーデビューを果たすも、なかなかメジャー定着とはいかなかったが、02年に3Aでチェンジアップを習得したことで、5月にメジャーへ再昇格。この年、リーグ最多の15暴投を記録したものの、先発と中継ぎの両方をこなして8勝、防御率2.99、イニングを上回る137奪三振を記録し、チーム の11年振り地区優勝に貢献。 翌03年7月から先発に定着し、12勝、防御率3.07、169奪三振を記録してポストシーズンに臨んだが、2度の先発で防御率7.04と不甲斐ない結果に終わった。 シーズン終了後には左肘の骨片除去手術を受け、この手術のおかげで腕の軌道を一定に保つことが出来るようになり、コントロールが飛躍的に上昇して与四球が激減した（与四球率4.07→2.67）。 04年、前半戦は7勝6敗と平凡だったが、オールスター明けから13連勝を記録して、最終的に防御率2.61、265奪三振を挙げてリーグ最優秀防御率と最多奪三振王の2つのタイトルを獲得、他にもWHIP0.92、被打率.192、奪三振率10.46、被安打率6.16もリーグトップ、20勝（6敗）と228イニング、勝率.769は同2位という驚異的な成績を残して、満票でサイ・ヤング賞を載冠した。 チームは地区3連覇を果たし、自身も地区シリーズで2度先発して1勝、防御率0.75をマークしたものの、またも敗退。 しかしオフには、4年総額4000万jという球団投手史上最高額で再契約。 05年、238奪三振で2年連続の奪三振王を筆頭に、WHIP0.97と奪三振率9.25、被安打率6.99もリーグトップ、231.2回と防御率2.87は同2位、16勝は同5位タイ、勝率.696は同6位、与四球率1.75は同8位をマークし、サイ・ヤング賞の投票では3位にランクイン。この年に初のオールスター出場。 06年、3月のWBCに母国ベネズエラ代表として出場したが、自身は2敗を喫するなど不本意なまま大会をあとにした。 しかし、レギュラーシーズンに入ってからは本来の調子を取り戻し、19勝、防御率2.77、245奪三振で投手3冠、他にも被打率、投球イニングでもリーグトップとなり、再び満票で2年振り2度目のサイ・ヤング賞に選出された。ポストシーズンでは1度の先発で敗戦投手となり、チームも地区シリーズで敗退。 オフ、シーズン終了後にFAになることでトレード話が過熱し、最終的に若手4選手との交換でメッツへの移籍が決まった。その直後、6年総額1億3750万jというメジャー投手としては史上最高額で契約を延長。 4シームの速球にスライダーを織り交ぜる投球術に、メジャーナンバーワンと評されるフォークボールのように鋭く落ちる“パラシュート・チェンジ”の名をもつチェンジアップを武器にする現役最強左腕。 オールスター出場2度（05〜06年）。 |
07.06.10 Update
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