Joe Nathan
[Joseph Michael Nathan]
Minnesota Twins
(CL/右投右打/背番号:36)
1974年11月22日生
米テキサス州ヒューストン出身

95年、ドラフト6巡目で指名されてショートでジャイアンツ入団。入団後、バッティングが振るわず、強肩だったことから、投手への転向を勧められたが、これを拒否して、3年次まで学んでいたニューヨーク州立大ストーニーブルック校の経営学部に戻って4年次の課程を履修。経営学の学位を取ったあと、97年からジャイアンツのマイナーで投げ始め、2年後の99年4月21日には早くもメジャーデビューを飾った。この年は19試合(先発14)で7勝をマーク。
翌2000年は先発と中継ぎをこなしていたが、肩の故障で手術に踏み切り、02年まで満足なピッチングが出来ずにいた。 しかし、03年にリリーフへ転向したことでようやく持て余す力を発揮し、78試合の登板で12勝4敗19ホールド、防御率2.96と完全復活を遂げ、チームの3年振り地区優勝に貢献。だが、プレイオフではセーブ機会をものに出来ずに敗戦するなど散々な内容に終わった。


04年、守護神エディ・グアダドを放出したツインズに移籍してクローザーに抜擢されると、いきなりリーグ3位の44セーブをマークをしたばかりか、防御率は1.62、セーブ失敗はたったの3度という抜群の内容で、オールスターにも初選出され、チーム史上初の地区3連覇に大きく貢献した。
その後も安定したピッチングが続き、05年にはリーグ3位タイの43セーブ、翌06年もリーグ6位タイの36セーブを挙げて、チームを2年振りの地区優勝へ導いた。しかも、奪三振率は投球回数をはるかに上回る数字を残した。
オールスター出場2度(04〜05年)。


現役ではマリアノ・リベラと双璧を成すメジャー屈指のクローザーで、ピッチングは150`台前半から中頃の4シームの速球に、140`前後のよく落ちる高速スライダーと120`台中頃のよくブレーキの利いたカーブを組み合わせて投げる。

(C) Champions
07.07.05 Update

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