［Jason Daniel Kendall］
Milwaukee Brewers
（C／右投右打／背番号:18）
1974年6月26日生
米カリフォルニア州サンディエゴ出身
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父フレッドもパドレスで12シーズンに渡って活躍した捕手だったこともあって、幼少期から野球に親しんだ。高校2年から3年にかけて全米の高校タイ記録となる43試合連続安打を記録して大きな注目を集め、92年のドラフトで
パイレーツから1巡目全体23位の指名を受け、プロへの一歩を踏み出した。
95年にサザン・リーグMVPを受賞すると、翌96年の開幕戦で満を持してスタメンでメジャーデビュー。チームにおける新人選手の開幕戦先発出場は、球団史に名を刻むビル・マゼロスキーが57年に達成して以来の快挙だった。この年は130試合に出場して打率3割をマークし、新人王投票で3位にランクイン。さらに球団史上初で、リーグでは史上5人目となる新人捕手ながらオールスターにもいきなり選出された。
翌97年は、身を乗り出す打法による死球の多さから、捕手ながら主にリードオフマンを任され、
クレイグ・ビジオの34死球に次ぐリーグ2位の31死球を記録し、翌98年もリーグ5位の打率.327をマークする一方で、リーグトップの31死球を喰らった。さらにこの年は自己最多の26盗塁をマークし、78年にジョーン・スターンズのナ・リーグの捕手としてのシーズン盗塁記録を更新。その活躍が認められ、オフには日米野球の米国代表に選ばれて来日。
99年は、7月に右足を骨折してしまい、その後のシーズンを棒に降ってしまったが、翌2000年はキャリアハイの14本塁打、112得点（リーグ9位）、185安打（同10位）をマークして見事に完全復活を遂げた。
01年は、全試合出場の希望を叶えるためにレフトでも出場したが、春から痛めていた左手親指の影響で成績は振るわず、チームもそれと同調するように15年ぶりにシーズン100敗を記録。
手術に踏み切ったオフに球団と6年総額6000万jの大型契約で合意し、懸命なリハビリの末に復活した02年は、チームトップの154安打、15盗塁とまずまずの数字をマーク。
03年にはリーグ2位の25死球、同6位の打率.325と191安打を放ち、さらにチームトップの打率、得点（84）、安打、二塁打（29）、四球（49）、出塁率（.399）をマーク。続く04年も2年連続3割やチームトップの60四球、出塁率.399、打率.319をマークして得点チャンスを生む役目を見事に果たした。
オフ、救援左腕アーサー・ローズと先発左腕マーク・レッドマンとの2対1の交換トレードで アスレチックスに迎え入れられたが、初めてのア・リーグに馴染めなかったのか、「マネー・ボール」の中では活路を見出だせず、07年7月にロブ・ボーエン捕手とマイナー投手ジェリー・ブレビンズとの交換で カブスへ移籍。しかし、この年はキャリアワーストの打率、出塁率、長打率、得点、四球、二塁打、打点、盗塁、死球をマークしてしまい、なかでも長打率はニック・プントの.271に次ぐリーグワースト2位と散々なシーズンとなった。 オフ、FAとなり ジョニー・エストラダと入れ代わるように ブリュワーズと1年契約を結んで正捕手の座に就いた。 打席では極端な前傾姿勢で、ホームベースに被さるようにして構えるため、選球眼が良く、死球（通算218個＝メジャー史上7位）が極めて多いので、捕手ながら1、2番を打つことが多い。守備は、肩こそあまり強くないが、リード、キャッチングの技術は高い。
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07.12.31* Update
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