［Todd Lynn Helton］
Colorado Rockies
（1B／左投左打／背番号:17）
1973年8月20日生
米テネシー州出身
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高校卒業時にパドレスから2位指名を受けたが、大学進学を選択したため拒否。
テネシー大3年時には打率.407、20本塁打、92打点に加え、投手としても8勝2敗12セーブ、防御率1.66をマーク。
そして95年のドラフトで、 ロッキーズ から1巡目8位指名を受けて入団。 その年は1Aで打率.254と苦しんだが、 翌96年には2Aと3Aで打率3割を記録するなど成長の兆しを覗かせた。3Aで開幕を迎えた97年は打率.352、16本塁打、88打点を挙げて、7月末にメジャー昇格を果たした。 当時、チームのファーストには アンドレス・ガララーガ がいたが、オフに契約解除となったため、晴れて正一塁手の座に就き、大きな期待を受けて迎えた98年は152試合に出場して打率.315、25本塁打、97打点をマークして、見事に期待に応えてみせた。 翌99年も打率.320、35本塁打、113打点をマークして主軸にまで登りつめた。 そして2000年には、レッドソックスの ノマー・ガルシアパーラ 遊撃手とともに驚異的な打率を維持し、 テッド・ウィリアムス 以来の4割打者の誕生かと騒がれ、その結果、打率.372、42本塁打、147打点を挙げて首位打者と打点王のタイトルを獲得した。 首位打者の他にタイトルを獲得したのは、「最後の三冠王」 カール・ヤストレムスキー （67年）以来の快挙だった。 この年は他にも216安打、59二塁打、長打率.698がリーグ1位、 138得点がリーグ2位、さらにゴールドグラブ賞と シルバースラッガー賞をダブル受賞した。 01年、159試合に出場して同僚の ラリー・ウォーカー 外野手の打率.350に次ぐリーグ2位の打率.336、 リーグ4位の49本塁打、 サミー・ソーサ 外野手の160打点に次ぐリーグ2位の146打点を叩き出した。 他にも、サミー・ソーサ 外野手の146得点に次ぐリーグ2位の132得点、リーグ4位の197安打、 ランス・バークマン 外野手の55二塁打に次ぐリーグ2位の54二塁打、リーグ4位の長打率.685、同じくリーグ4位の出塁率.432、さらに2年連続でシルバースラッガー賞を受賞した。 さらに、メジャー史上初の2年連続100長打を達成し、MVPに選出されてもおかしくない成績を残した。 02年は2年連続で維持していた40本塁打、140打点、130得点、50二塁打が途切れてしまったが、 それでもリーグ4位の打率.329、リーグ5位の107得点、リーグ4位の出塁率.429を挙げた。 03年、 アルバート・プホールズ 外野手の打率.359に1厘及ばないリーグ2位の打率.358、33本塁打、117打点、そして全て アルバート・プホールズ 外野手に次ぐリーグ2位の135得点、209安打、49二塁打、リーグ3位の長打率.630、 バリー・ボンズ 外野手の出塁率.529に次ぐリーグ2位の出塁率.458、リーグ3位タイの111四球をマークし、これで6年連続打率3割以上（細かくは.315以上）、5年連続30本塁打、100打点、100得点を達成した。 チームの成績が芳しくないことや、本拠地がクアーズフィールドであるため、あまりスポットライトを浴びないが、メジャーでも屈指のオールラウンダーであることに疑いの余地はない。
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