Felix Hernandez
[Felix Abraham Hernandez]
Seattle Mariners
(SP/右投右打/背番号:34)

1986年4月8日生
ベネズエラ・ボリバル共和国バレンシア出身


14歳の時に既に145`を投げており、契約解禁年齢の16歳の誕生日が来るまでに複数の球団からラブコールを受けたが、同郷のスター投手フレディ・ガルシアのファンであったため、契約金71万jという破格の安さでマリナーズと契約。
03年、1Aでプロ生活をスタートさせ、この年は7勝2敗、防御率2.29、55イニングを投げて73奪三振の好成績をマーク。大学野球を経験している選手が多い中、弱冠17歳でリーグのトッププロスペクトに選ばれた。 翌04年は1Aと2Aのマウンドに登り、149回で172個もの三振を奪い、その年のフューチャーズ・ゲームにも登板。 まだ18歳でありながら、150`後半も計時するストレートに加え、140`台のカーブとスライダーを持ち、そのいずれでもストライクを取れる能力で、さらに注目度を高めた。
05年は3Aで開幕を迎え、9勝4敗、防御率2.25と期待通りの成果を出し、8月には早くもコールアップ。 同月4日、前年に最下位に沈んだチームを救う救世主として19歳の若さでメジャーへ鮮烈デビューし、2戦目で初勝利。 10代での先発勝利は、実に84年のドワイト・グッデン以来という快挙だった。この年は、12試合に登板して84.1イニングを投げて4勝4敗、防御率2.67を残して将来性の高さを見せつけた。
しかし06年、まだ我が強くキャッチャー城島健司のサインに首を振り、ストレート勝負に行く傾向が多かったため、191イニングでチームトップの12勝は挙げたものの、14敗、防御率4.52と実力に相応しくない成績となってしまった。


マイナー時代に右肩を故障していることから、首脳陣は、シーズンの投球回数を春季キャンプと併せて200イニング程度に制限し、肩の負担を考慮してスライダーの使用も禁止している。
愛称は“キング・フェリックス”。専門誌上では「フェノム(スター)」とも呼ばれている。

(C) Champions
07.06.29 Update

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