92年8月、マーリンズとドラフト外で契約。
以後、果敢な走塁と安定した二塁の守備でマイナーリーグの各レベルで実績を残し、96年に2Aで打率.317、51盗塁をマークして盗塁王を獲得。オールスターゲームに選出された
後、8月にメジャー初昇格。
この年は41試合のみの出場ながら17盗塁を記録するなど、その俊足ぶりが注目された。
97年には二塁の定位置を確保し、ショートの
エドガー・レンテリア
とリーグ史上最も若い二遊間を組み、打撃では先頭打者として好調な滑り出しを見せたが、
5月に左足の怪我で故障者リスト入りすると、7月には3Aに落とされ、シーズン中の再昇格は見送られた。
この年はチームが創設5年目で初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたシーズンだったため、大きな悔いを残すシーズンとなった。
正二塁手に返り咲いた99年には128試合に出場して22試合連続安打を記録するなど、最終的に打率.302、リーグ4位の50盗塁という成績を残した。
ベストシーズンとなった翌2000年は出場136試合で62盗塁をマークし、初の盗塁王を獲得。
また、左右両打席から安打を打ち続けた180安打、そしてチーム歴代最高となる打率.334(リーグ5位)を残した。
01年は、三塁打10本、リーグ5位の33盗塁以外は平凡な成績に終わったが、02年は、歴代10位タイの35試合連続安打を記録したほか、リーグ4位タイの185安打、48盗塁で2度目の盗塁王を獲得。
03年には自己最多の152試合に出場し、リーグ8位の打率.314のほか、187安打、21盗塁を挙げて、ロッキーズから加入した
ホアン・ピエール
外野手とともに、チームの真骨頂である機動力野球を牽引し、ワイルドカードながらポストシーズン進出へ牽引。
そして、ワールドシリーズのヤンキース戦第6戦で貴重な先制タイムリーを放ち、チームに2度目の栄冠をもたらした。
オフにFAとなり数球団からオファーを受けたが、3年総額1600万jで残留を決めた。
07年7月、正二塁手が離脱したメッツへトレード移籍。
Rookie Cards - 1996年 |
Bowman $1.25〜3/Bowman's Best $2〜5
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by Beckett 03.10
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