［Bob Kelly Abreu］
New York Yankees
（RF／右投左打／背番号:53）
1974年3月11日生
ベネズエラ出身
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16歳だった90年にアストロズと契約。94年、2Aで118試合に出場して打率.303、16本塁打、73打点、12盗塁を挙げ、長打率.530ではリーグトップを記録。翌95年は3Aへ昇格し、打率.304、10本塁打、75打点、16盗塁に加え17三塁打もマークするなど将来を嘱望される選手へと成長した。96年は3Aで打率.285、13本塁打、68打点、24盗塁をマーク。アストロズ傘下の全マイナーの中で、最多の得点86）、四球（83）、捕殺（15）に加え、三塁打16本を記録。メジャー登録枠が広がる9月1日にメジャー昇格して、その日にデビュー。97年、開幕レギュラー候補に数えられたが、右手首の故障もあって5月末から1ヶ月間も故障者リスト入り。再昇格は8月31日まで見送られ、結果的に不本意なシーズンとなってしまった。
97年オフ、新加入のエクスパンションドラフトでデビルレイズから3巡目で指名され、直後にトレードでフィリーズ移籍。新しいチームで迎えたシーズンは、初めてフルシーズンを戦い抜き、151試合で打率.312、17ホーマー、74打点、19盗塁をマーク。打率と出塁率はチームトップ、得点圏打率.427はメジャートップだった。 99年、152試合で打率.335、20ホーマー、93打点、27盗塁と全てでキャリアハイをマーク。打率はリーグ3位、球団史上でも67年のトニー・ゴンザレスの打率.339に次ぐ歴代2位。さらに出塁率.446もリーグ3位で、球団史上でも55年のリッチ・アシュバーンに次ぐ歴代2位となった。同時に、球団史上6人目となる「20-20」クラブと、リーグ最多の三塁打11本を含む、安打数、二塁打数、本塁打数の4つの部門で二桁をマークする安定感を披露した。 2000年も、安打数（182）、二塁打数（42）、三塁打数（10）、本塁打数（25）で二桁を2年連続でマークしただけでなく、盗塁28個で、球団史上で「史上最高の三塁手」マイク・シュミット以来の2年連続で「20-20」クラブ入りを果たした。 01年、全162試合で打率.289、31ホーマー、110打点、36盗塁の好成績をマーク。ベネズエラ出身の選手として史上初の「30-30」クラブ入りを果たしたばかりか、球団史上で1910年のシェリー・マギーまで遡る「100打点・30盗塁」の大記録を達成。 03年、本塁打（20）と打点（85）は前年を大きく下回ったがが、それでも打率3割（.308）、リーグ最多の二塁打50本、盗塁31個と変わらぬ好成績をマーク。04年、自己最高の40盗塁（リーグ3位）を筆頭に、3年連続打率3割（.301）、6年連続30本塁打以上、3度目の100打点以上（105）を記録。 05年オールスター前夜のホームラン・ダービーで1stラウンドでラウンド新記録の24本を含む、ホームランダービー新記録の計41本をマークして優勝。オールスターは04年に「ファイナル・ボート（32番目の男）」として初出場し、翌05年はファン投票で選出された。 06年7月、コリー・ライドル投手と共にヤンキースへ移籍。 |
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