Fernando Morientes
リバプール リバプール
スペイン代表 スペイン代表

1976年4月5日生
スペイン・カセレス出身
センターフォワード

95年、FIFA U-20世界選手権に出場し、後にレアル・マドリードで相棒となるラウル・ゴンサレスと共にプレイ。
クラブでは、レアル・サラゴサ在籍中に66試合で28得点を挙げて名を馳せ、97年7月に“白い巨人”レアル・マドリードの仲間入りを果たす。場所をサンチャゴ・ベルナベウに変えてもゴールを量産し、2000年の欧州チャンピオンズリーグ決勝のバレンシア戦でもネットを揺らすなど大舞台での勝負強さも発揮して、クラブに●度のリーグ優勝、3度のチャンピオンズリーグ優勝に貢献。
しかし、02年にインテルからロナウドが電撃加入したことで、先発出場が2試合という不遇のシーズンを送り、03年9月に怪我で長期離脱を余儀なくされたシャバニ・ノンダの穴を埋めるため、ASモナコFCへレンタルで放出された。 赤と白のユニホームを身に纏って臨んだ03-04年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは、若き指揮官ディディエ・デシャン監督に率いられ、無印チームながら快進撃を続けてクラブ史上初の決勝まで駒を進めた。
ハイライトは、準々決勝で“銀河系軍団”へと変貌した古巣レアル・マドリードと再会し、第1戦のアウェイで貴重なゴールを決め、ホームでは帝国に激震を与える値千金のゴールを叩き込んだ。試合終了後の記者会見では、押し出される形で放出されたにも関わらず、「ただ自分の仕事をしただけさ。」と軽快に答え、技術や成績に加え人の良さまでも感動と熱狂を呼んだ。
その後も勢いは衰えず、準決勝のチェルシー戦でも2ゴールを挙げ、決勝トーナメントに入ってから5得点の計9ゴールで大会得点王を獲得したが、決勝ではFCポルトの前に完封で敗れて4度目の美酒に酔うことは出来なかった。
05年1月、リバプールと3年、900万ユーロで正式に移籍。

98年のスウェーデン戦で代表デビューを飾り、最初の5試合で2得点を叩き込んだ。それが評価されて選出された98年ワールドカップでも2得点をマーク。ユーロ2000は惜しくも自宅観戦となってしまったが、日韓共催の2002年大会は再び招集されて3得点を挙げた。ユーロ2004は、初めての欧州選手権となるが・・・。

ゴール前でのポジショニング、特に制空権で本領を発揮するセンターフォワード。

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