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バルセロナ
ポルトガル代表
1977年8月27日生 ブラジル出身 ゲームメイカー |
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母国ブラジルのナシオナル・サンパウロで95-96年シーズンにプロデビュー。コリンチャス・アラゴアノに在籍した後、97年にポルトガルのベンフィカに移籍したが、すぐに2部のFCアルベルサへレンタル移籍。その後に移籍したSCサルゲイロスで頭角を表し、99年にFCポルトへ移籍。
ポルトでのデビューシーズンとなった99-00年シーズンは1得点に終わったが、その後のシーズンは6得点、13得点と、ブラジル人特有のパス能力に加え攻撃能力でも輝きを見せた。当時の指揮官オクタビオ・マチャド監督から絶賛され、次の指揮官のジョセ・モウリーニョ監督に変わった02-03年？？シーズンには、UEFA杯決勝でグラスゴー・セルティックFCを破ってビッグタイトル獲得へ導いたばかりか、国内リーグ、国内カップ戦、国内スーパーカップでも勝ち、見事に4冠達成にも大きく貢献した。
背中の「10番」が示す通り、プレイメイカーに相応しいキラーパスでチームを栄光へ導き、03年夏にはパリSGから1900万ユーロで移籍を打診された。だが、これを断り、'03-04年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは、マンチェスター・ユナイテッドやデポルティボ・ラコルーニャなどの強豪を蹴落とし、17年振り2回目の決勝進出。決勝のASモナコ戦では、今大会最年少監督のディディエ・デシャン、大会得点王のフェルナンド・モリエンテスら勢いのある相手に、勝利を決定づける貴重な2点目を決め、最終的に3-0で破って17年振りのビッグイヤーを掲げ、昨季のUEFA杯に続く欧州タイトル連覇という快挙を27年振りに達成した。自身は、この試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」を受賞。
ユーロ2004終了後、移籍金2100万ユーロの5年契約でバルセロナへ移籍。 03年3月にポルトガルの市民権を獲得し、02年日韓共催ＷＣでブラジルを5度目の優勝に導いたルイス・フェリペ・スコラーリ監督が就任したポルトガル代表の一員として母国ブラジル戦でデビューし、決勝ゴールを決める活躍で2-1の勝利に貢献する華々しい初陣を飾った。ポルトガルがブラジルに勝利したのは、実に66年のＷＣ以来の快挙だった。 「ゴールデン・ジェネレーション」最後の大舞台となるユーロ2004開催国となったポルトガル代表にあって、司令塔のマヌエル・ルイコスタと共にチームの運命を操るプレイヤーである。 ユーロ本大会では、2戦目からスタメンに抜擢されるなどその実力を証明したものの、決勝ではギリシャの前に涙を呑んだ。 巧みなドリブルや繊細な長短のパスから“魔術師”などの異名を持つ。 |
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